ビジョンを持って進んでいく
2026/08/19
薬局での投薬も、片づけも、ビジョンを聴くことがとても大事。
薬局でHbA1cが上がった患者さん。
「下げた方がいいよね、じゃあどうする?」
そこだけ聞いてもモチベーションは上がらない。
なぜかって?
だって、下げてどうなりたいのかっていうのが、そもそも見えていない。
どこまで下げればいいのか、その下げたことでどんな意味があるのか?
ここがわかっていないから、モチベーションが上がらない。
実際、HbA1cが上がってしまった患者さんに
「あら、そうだったんですね。下げるために何ができそうですかね」
と聞いたことがあります。返ってきたのは
「やっぱり甘いものですかね。でもお菓子をいただくので、しょうがないですよね」
という答え。ここで話は堂々巡りになってしまいました。
一方、別の患者さんに同じようにビジョンを尋ねたことがあります。
「孫の結婚式までは生きて出席したい。孫はまだ2歳なんです」
そうおっしゃったんです。
この違いは何か。
目標値はいくつなのか。そして何のためにそこまで下げたいのか。
糖尿病を抱えながら生きていくということで、何を実現したいのか。
そうまでして頑張るモチベーションって、何のため?
そこがクリアに見えてきた時に、人は「頑張ろう」という意欲が湧いてくる。
「甘いものだから、しょうがない」で止まってしまうのか、「孫の結婚式に出たい」まで見えるのか。
そこがビジョンの有無の差。
意欲が湧いてくれば、自分でどうしようかということを考えて、自分で何ができるかということを考えて行動する。
これって、私が整理収納アドバイザーとしてお手伝いする、片づけも同じ。
「部屋を片づけたい」というだけでは、なかなか動けない。
じゃあ聞いてみると「スッキリさせたい」。
でも、スッキリっていろいろあるよね。
ホテルのような部屋を目指すのか、それとも何も出ていないミニマリストのような生活がいいのか。
このスッキリって、人によってイメージが様々だから、どんなスッキリを目指すのかというところを描いていくことがとても大事。
そしてそのスッキリした部屋で、どういう生活を送りたいのか。何のためにそのスッキリを叶えたいのか。
このビジョンまで聞いていけると、人は動き出せる。
何か目標を達成したいときには、その目標を具体的にして、どういう状態になったらその目標が達成できたかがわかる状態にする。
そして、その目標を達成するのは何のためかというビジョンまで描けると、思い描いた未来に向かって人が進んでいくことができる。
もし今、何かに向かって頑張ろうとしているのにいまいち力が入らない、そんな感覚があるなら。
一度立ち止まって、自分に聞いてみてほしいんです。
「それを達成したら、どんな自分になっていたい?」
「それは何のため?」
紙に書き出してみるだけでも、見え方が変わってきます。
ビジョンって、一人で描こうとすると、案外堂々巡りになりがち。
だからこそ、誰かに聴いてもらいながら言葉にしていく時間が力になります。
コーチングでは、そのビジョンを一緒に掘り下げていきます。
「本当は何を実現したいのか」がクリアになれば、行動は自然とついてきます。
まずは無料相談で、あなたのビジョンを一緒に言葉にしてみませんか。